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ラ・ハイナ技術責任者インタビュー

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Chief Technical Officer
挑戦を続け、未来をつなぐ
ITインフラ・ネットワーク
エンジニア
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垣花 健一
技術責任者(CTO)
ラ・ハイナ金沢オフィス責任者
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100Gbps・400Gbpsの超高速ネットワーク、マルチベンダー対応の複雑な構成設計、大規模インフラのゼロベース構築――業界内でも希少な高度案件が日常的に動くラ・ハイナ金沢オフィス。その中核を担うのが、技術責任者の垣花健一氏です。

「16年エンジニアをやってきたが、他社では見られない世界をラ・ハイナは見せてくれる」そう語る垣花氏が見つめるのは、目の前の構築作業だけでなく、未来の技術とエンジニアの成長機会。
物理・論理の両面で複雑性を増すネットワーク環境の中でも、裁量を持ち、提案から実装までを自らの手で担う。そこに、他にはない「エンジニアの醍醐味」があると言います。

今なお自ら最前線で手を動かし、成長を続ける垣花氏の言葉から、エンジニアのスキルを次のレベルへ押し上げるラ・ハイナの環境と、その挑戦文化を紐解いていきます。

高度な案件がエンジニアを育てる、挑戦に満ちた成長拠点

信頼から広がった拠点づくりと最先端ネットワークへの挑戦
垣花氏

ラ・ハイナ金沢オフィスは、弊社代表の強い熱意を受け、その構想を実現すべく私が現地に入り、立ち上げに関わった拠点です。

最初は一人で現場を回すところからのスタートでしたが、どんな依頼にも柔軟かつスピーディに対応しようと心掛ける中で、少しずつ信頼の輪が広がっていきました。

それに伴い、任せていただけるプロジェクトの数も増え、現在では複数のエンジニアとチームを組みながら、さまざまな案件を推進する体制へと成長しています。

私たちが扱うネットワークは、一般的なLAN環境とは一線を画します。現在進行中の多くのプロジェクトでは、100Gbps・400Gbpsといった超高速回線をベースとした、データセンター系ネットワークの構築が求められています。

LANケーブルではなく、ラック間はすべて光ファイバーで接続され、無線APを除く大半の区間がハイエンドな光回線で構成される、非常に高度な通信基盤です。エンジニア歴17年以上の私にとっても、これほど先端機器に向き合える環境はなかなか得がたいものだと感じています。

設計も構築も、「主担当」として全工程に関わる
垣花氏

スキルやご経験、ご希望に応じてアサイン内容は異なりますが、まず、ネットワーク設計・構築の主担当としてプロジェクトの中心に立っていただきます。要件定義、構成設計、機器選定、検証までを一貫して手がける実践的なポジションです。

扱う機材もCisco、Fortinet、Juniperなど多岐にわたり、ときにはPalo Altoの高額ファイアウォールに触れる機会も。現場での判断と構築を自らの手で担う環境が、設計者としての視野と精度を確実に広げてくれます。

自らの判断でプロジェクトを動かせるエンジニアへ
垣花氏

入社1年を目安に小規模プロジェクトのリードを、3年後にはネットワークの構成設計から運用までを一貫して担える存在へと成長していただくことを想定しています。

ラ・ハイナでは、即戦力としての経験を土台に、志向や適性に応じた柔軟なキャリアパスを描ける環境を整えています。プロジェクトリーダーやPMといったマネジメントへのステップも含めて、自らの意思で未来を選べる体制が整っています。

もちろん、責任を一方的に任せるようなことはありません。すべての案件には責任者やサポート担当がつき、技術的なフォローから業務進行の相談まで、安心して挑戦できる体制を構築。段階的に裁量を広げながら、着実にリーダーシップを養えます。

成長の軸は人それぞれ、画一化しないキャリア支援

組織に合わせるのではなく、自分軸で描く成長のかたち
垣花氏

キャリアは組織に合わせるものではなく、自ら選び、築いていくもの。ラ・ハイナでは、その考えを基に一人ひとりの価値観やキャリアビジョンに寄り添った、柔軟な成長環境を提供しています。

リーダーやPMを目指すマネジメント志向の方には、段階的に責任を引き受けながら組織を動かす経験を。技術を深掘りしたい方には、特定領域を極めるスペシャリストとしての道を。
それだけにとどまらず、「働き方」や「ライフプラン」といった軸も含め、画一的なキャリアモデルに縛られない“自分だけの成長像”を描けるのがラ・ハイナの特長です。

この多様性を支えるのが、リーダー研修・キャリア面談・社内勉強会といった支援体制。上司や技術責任者との距離も近く、技術的な悩みやキャリアの方向性についても相談しやすい風土があります。
「自分のキャリアは自分で選びたい」という経験者にこそ、響く環境だと言えるでしょう。

実践を通じて学び合う、教えることで深まる文化
垣花氏

エンジニアの成長は、座学や資格取得だけでは生まれません。ラ・ハイナでは「実践」と「共有」を軸にした学びの文化が根づいています。社内勉強会や検証会では、現場で得た知見を持ち寄り、若手からベテランまでが互いに学び合う機会をつくっています。

たとえば、データセンター系ネットワークやマルチベンダー環境に携わる社員が、後進にノウハウを引き継ぐ動きも活発です。
経験者の知見を継承する姿勢が、ラ・ハイナの文化の根底にあり、それが全社の技術水準を高めています。技術者が教えることで学ぶという好循環が、ここでは日常の一部として息づいています。

実務力と対話力を併せ持つ、挑戦型エンジニアを歓迎

求めるのは、成長を楽しめる「即戦力」
垣花氏

ラ・ハイナでは、即戦力となるインフラエンジニアを歓迎しています。特に重視しているのは、CiscoやFortiGateなどの主要ネットワーク機器の構築経験、大規模無線ネットワークやデータセンターにおける設計知識です。さらには物理設計・配線の理解といった実践的なスキルも重視しています。

また、顧客折衝やベンダー調整など、現場で必要となるコミュニケーションスキルも、技術力と同じくらい重要な評価項目です。構成提案から設計、検証、納品に至るまで現場での判断が求められるからこそ、課題を正確に読み取り、最適解を提示できる対話力が重要視されます。
課題に向き合い、解決をリードできる力こそが、ラ・ハイナで評価されるエンジニアの条件です。

技術の幅を広げ、上流工程から運用まで一貫して担う
垣花氏

ラ・ハイナでは、入社後すぐにネットワーク設計・構築の中心を担うポジションに就き、早い段階から実務の中核を経験できます。
顧客折衝を含む上流工程から運用設計に至るまでの一貫対応を任されることで、プロジェクト全体を俯瞰できる視座が自然と養われていきます。

現場主導でキャリアを築くラ・ハイナでは、今のスキルを「さらに価値のあるもの」へと押し上げる舞台が整っています。