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ラ・ハイナ武岡氏インタビュー

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Chief Executive Officer
挑戦を受け止め、
進化し続ける組織が成長を支える
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武岡 佑樹
代表取締役(CEO)
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「社員一人ひとりの成長こそが、会社の成功である」
そう語るのは、ラ・ハイナ株式会社 代表取締役の武岡佑樹氏。かつて音楽業界を志し、多くの大人たちに支えられてきた経験から、「今度は自分が、次の世代の挑戦を支える番だ」という想いを抱き、IT業界という新たな舞台で2014年に会社を立ち上げました。

設立以来一貫して掲げてきたのが、「若者たちの未来を拡げる」という理念。その言葉にとどまらず、社員の挑戦を支援する評価制度や、自社システムの構築、勉強会やリーダー研修など、エンジニアのための環境づくりに惜しみなく投資を続けてきました。
武岡氏のそうした姿勢は、現場のエンジニアたちに深く信頼され、次世代リーダーたちにもしっかりと受け継がれています。

武岡氏のキャリア観や組織運営に対する想いを通して、ラ・ハイナという会社がどのように「現場主義」を体現し、エンジニアの挑戦を後押ししているのかをインタビューしました。
単なる経営者の言葉ではなく、現場のリアルとしっかり向き合いながら語られる武岡氏の思想に、ぜひ触れてみてください。

社員の成長こそ、会社の成功。
ラ・ハイナ代表の「人」を尊重する組織づくり

若者の挑戦に応える場を、ゼロからつくる決意
武岡氏

「若者たちの未来を拡げる」──この言葉が、ラ・ハイナという会社をつくる原点でした。

私は元々プロミュージシャンを目指している若者でした。その活動の中で、数多くの大人たちに支えていただきました。演奏のこと、人生のこと、仕事の姿勢──本当に多くのことを教えてもらい、私は今の自分の土台を築けたと思っています。

その中で、いつしか「今度は自分が誰かの支えになる番だ」と思うようになりました。誰かの挑戦を後押ししたい。その想いを叶える手段は、必ずしも音楽でなくてもいいのではないか。そこから「次世代の成長を支える場所をつくる」新たな夢が生まれました。

その後、ご縁により関わる機会ができたのがIT業界です。技術の進化が著しいこの業界は、若い人たちが活躍できる可能性にあふれた世界でもあります。しかし実際に現場を見てみると、「エンジニア不足」と言われる一方で、若手の育成が十分に行われていない現状が多く見受けられました。

せっかく志を持って飛び込んできた人材が、適切に評価されず、モノのように扱われてしまう。そんな現場のあり方に、私は強い危機感を覚えました。

だからこそ、ラ・ハイナでは創業当初から、「エンジニアを育てること」と「その成長にきちんと報いること」の両方を大切にしてきました。人を育てるには時間がかかりますし、じっくり向き合う覚悟も求められます。ですが、その積み重ねこそが企業の未来をつくると信じて、取り組んでいきます。

一人ひとりの未来に合わせて描く、柔軟な成長支援
武岡氏

ラ・ハイナが大切にしているのは、スペシャリストかゼネラリストかという枠にとどまらない、多様で柔軟なキャリアのかたちです。

たとえば「技術を極めたい」「マネジメントに挑戦したい」「ライフスタイルを大切にしながら長く働きたい」など、エンジニア一人ひとりの志向や事情は異なります。
だからこそ私たちは、「なりたい姿」から逆算してキャリアを描ける支援体制を整えています。
具体的には、リーダー研修やキャリア面談を通じて、それぞれの志向やスキルレベルに合わせた学びや挑戦の場を設けています。画一的な昇格モデルではなく、自分らしいステップを選べる環境です。

もちろん途中で方向性が変わっても構いません。その都度、立ち止まりながら一緒にキャリアを考える伴走のスタンスが、ラ・ハイナのスタイルです。
技術も働き方も、自分の意思で選び取っていける。それが、私たちが実践しているキャリア支援のあり方です。

挑戦を評価に変え、次の一歩を後押しする

挑戦のプロセスも、成長として正当に評価する
武岡氏

ラ・ハイナでは、「結果」だけでなく「挑戦のプロセス」も正当に評価することを大切にしています。たとえ成果がすぐに形にならなかったとしても、自ら手を挙げ、新しい領域や業務に挑戦する姿勢は、積極的に評価しています。

評価制度には職能ランクが明確に定められており、曖昧になりがちな評価基準を見える化をしている点が特徴です。各ランクには約10項目のスキルチェックが設けられており、それぞれに具体的な基準が定められているため、自身の現在地や今後強化すべきスキルが明確になります。

この評価制度は実際の運用を重ねる中で一定の成果を挙げてきましたが、さらに精度を高めるため、2025年度よりバージョンアップを実施。分野ごとのスペシャリストが中心となり、実務に即した形で評価項目の見直しや精度向上に取り組みました。

エンジニアを使い捨てにしたくない。その強い想いが根底にあるからこそ、ラ・ハイナは頑張る人が正当に報われる組織でありたいと考えています。

評価制度は単なる給与テーブルのための仕組みではなく、エンジニアが自らの成長のために使える「キャリアの地図」。まさに、挑戦がキャリアの前進につながる環境を、制度面から支えているのがラ・ハイナです。

「育てる力」もキャリアの一部とする評価設計
武岡氏

当社では、後輩の育成や社内への技術共有といった「仲間への貢献」も、正式な評価対象としてきました。技術力を磨くことと同じくらい、「仲間の成長を支援すること」に価値を見出す文化が根づいています。

たとえば、社内勉強会の講師を担当したり、プロジェクト内でのOJTを通して後輩をフォローしたりといった行動は、単なる「いい行い」で終わらず、制度上の評価として反映されます。

これは、ラ・ハイナが「育成もまた、キャリアの一部である」と捉えている証拠です。中堅エンジニアが、自然と教える側へとステップアップできるよう、評価の仕組みも成長の道筋として設計されています。評価の視点が個人だけに向いていないからこそ、技術者同士のつながりも深くなり、「チームで成長する」実感を持ちながら働けるのです。

ラ・ハイナでは、評価制度としての育成にとどまらず、「かつて自分が受け取った支援を次の世代に返す」という考え方が文化として根づいてきました。入社3~5年目のリーダー層やベテランの技術責任者が、若手に知識と経験を惜しみなく還元し、組織全体に前向きな循環が生まれています。私の想いが人から人へとつながり、今ではそれが当たり前として機能し始めている。経営者として、これほど嬉しいことはありません。

技術も気持ちも尊重する、「人中心」の会社風土

つながりが挑戦の土台をつくる、学び合う職場
武岡氏

ラ・ハイナの根幹にある「若者たちの未来を拡げる」というミッションには、私自身が多くの人から育てていただいた経験が反映されています。だからこそ、エンジニア育成の仕組みづくりや社内勉強会、ナレッジ共有の場など、成長の連鎖を生み出す仕組みを整えてきました。
先輩が後輩に教えるだけでなく、先輩自身も新たな発見や気づきを得ている。こうした双方向の学びが、組織全体の成長につながっているのです。

また、仕事だけでなく、心の状態や家庭の事情といったプライベートな面にも目を向けるようにしています。仕事と人生は切り離せるものではありません。一緒に働く仲間だからこそ、困っているときには声をかけ、支え合える関係でありたいと考えています。
仲間のつながりがあるからこそ、挑戦できる。それが、ラ・ハイナの現場を動かすチームワークの源です。

人生と仕事を切り離さず支える、多様な働き方
武岡氏

私の考えの根底にあるのは、「一人ひとり違っていて当たり前」という価値観です。エンジニアといっても、働く理由もライフスタイルもさまざま。子育てや介護をしながら働く方もいれば、資格取得のために時間を使いたい方もいる。

だからこそ、ラ・ハイナでは一律のキャリアモデルではなく、個々の目標や状況に合わせた働き方と成長の機会を用意しています。

たとえば、マネジメント研修を受けたからといって必ずしもリーダーになる必要はありません。その人が今、どんな役割に挑戦したいのか。本人の意思を尊重しながら、最適なタイミングでキャリアを広げていけるよう、会社として伴走する姿勢を大切にしています。

また、フルリモートなどの環境も、単に働きやすさのためだけではなく、「その人らしい人生を応援したい」という想いから生まれたものです。私はいつも、社員の姿を見ると、その背景にご家族の顔が浮かぶんです。だからこそ社員だけでなく、家族も大切にしたいと心から思いますし、社員の事情を“個人的な問題”として片づけることはありません。

ある時は自分が支える側に、ある時は支えられる側。社員同士が助け合い、ライフイベントを乗り越えながらキャリアを継続していく。社員が自分の人生に納得しながら働ける、そんな会社でありたいと思っています。